家ナビ編集部の会社訪問その1

株式会社 木樂工房  堀井清隆さん

自然素材の家づくりに定評のある木樂工房さん。このたび、いわき市平の本社事務所がリニューアルされ、見て、触れて、そして相談できるスペースに大変身しました。そこでいわき家ナビ編集部では、木樂工房の事務所を訪問。代表の堀井清隆さんはじめ、3人のスタッフの皆さんに家づくりについて話を伺ってきました。


―家づくりを楽しむことが、理想の家をつくる

いわき家ナビでも、これまでたびたび物件を紹介してきた木樂工房さん。社名に「木」が入るだけに、木をふんだんに使ったナチュラルな風合いの住宅で知られる工務店です。オーソドックスな和洋風や、スタイリッシュな和モダンなど、そのデザインも人気ですが、どの家にも共通するのが、建主の自由なライフスタイルが家のなかに表現されていること。つまり、どの家も「オンリーワン」の暮らしが実現されているのです。

代表の堀井清隆さんに、「家づくりでもっとも大切にしていることは?」と質問をぶつけると、「家づくりを楽しんで頂くこと」だといいます。「もし、家づくりが楽しくなかったら、その家での暮らしも楽しいものではなくなってしまいますよね。家づくりが楽しくなるように、そして、自分の理想の暮らしが見えてくるように、徹底して話し合いをして、わたしたちはそれを引き出していくことを意識しています。わたしたちの考えを押し付けるんじゃなくね」(堀井さん)。

「楽しむ」といっても、もちろん、お互いが真剣になるからこそ生まれるもの。設計を担当する佐久間さんは、次のように語ります。「建主さまのニーズを引き出すことに徹することが重要です。ですからとにかく話し合う。納得するまで話す。時間のかかることですが、それを疎かにすることはありません」(佐久間さん)。さまざまな要望や不安をひとつひとつ丁寧に整理しながら、暮らしをカタチにしていくのが佐久間さんの仕事。建主とじっくり向き合います。

堀井さんに「木樂の家のセールスポイントは?」と伺うと、「自然素材や木材をふんだんに使っているという特徴はありますが、コレという特定の型を持たないのが特徴かもしれないと」との答え。2人にとって重要なのは、お客様の頭の中にある期待や不安、夢を引き出すこと。そのなかで、建主さんと一緒になって理想の家を考え、そしてそれがカタチになるからこそ、新しい家での暮らしを楽しむことができるわけです。

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代表の堀井清隆さん。大の釣り好きで知られる。夏になると休日はほとんど「海の上にいる」んだそうです。9

最年少の直井さん。事務所と業者、そして建主の間を駆け回る日々。設計も担当するマルチプレイヤーだ。

―チームワークでつくる、木楽工房の家

今年新しくできた事務所には、木樂工房の住宅と同じようにふんだんに木材が使われているため、家づくりの具体的なイメージを高めることができます。また、家の基本性能や断熱などを紹介するブースもあり、家づくりの基本を学ぶこともできます。

そしてなにより、この事務所には特別なものがあります。それが、スタッフの皆さんの笑顔。堀井さん、佐久間さん、そして直井さんの3人のチームワークと笑顔が、事務所の居心地のよさを作り出しているんです。

3人は、もともと同じ高校の先輩後輩。最年少の直井さんが工房と現場、そして建主の間を走り回り、緊密な連携を促しています。佐久間さんは設計と関係各所への営業を、そして社長の堀井さんが全体をマネジメントし、ひとつひとつの現場が動いていくんです。

時には、堀井社長自ら建具を制作したり、家の造作を受け持ったりするそうです。「会社の経営よりもむしろ大工仕事のほうが好きですね。やっぱり木が好きなんですよ(笑)」と堀井さん。皆さん、木について語るときはひときわ楽しそうにお話して下さいます。木の家で楽しく、それが「木楽」。しかしそれは、新しい家に暮らす建主だけでなく、家を作る工房の3人にとって大事なことでもあるのです。

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新事務所にしつらえられた相談コーナー。無垢材のテーブルの質感が、これから作る「木の家」の想像を膨らませる。

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新事務所のエントランス。フローリングや建具は無垢材を使用。左手が事務所、右手がお客様を迎える相談コーナー。

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木楽工房では、木の良さを引き出す厳しい断熱性能を追究している。家のエネルギー消費量をはじき出し、家にふさわしいエネルギーの使い方を提案。

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事務所にはいつもにこやかな表情が。作る本人も楽しんでしまおうという木樂工房。楽しいからこそ、真剣に。

―住む人だけでなく、作る人も真剣に楽しむ

「釣りが大好きで、ヒマさえあればすぐに沖に出ちゃうんです」という堀井さん。「仕事は当然責任を持って取り組みますけれども、3人でカバーしあってしっかりと休みも取りますよ。毎日毎日夜まで缶詰になって、『楽しい』家が作れるわけではない。むしろ、わたしたちも日々の暮らしを、そして家づくりを楽しむという気持ちが大事だと思うんですよ。夏になったらまた釣りに行きますよ!」

経営者自らが「木が好き」と語り、会社の名前にも「木」が入る。そしてその「木」を生かすための「楽」。その「楽」には、家に住む者だけでなく、家をつくる者の「楽」も込められているのです。楽しいからこそ、自由闊達な意見が交わされ、本音が引き出され、家づくりが楽しくなる。木樂工房の家に感じられる自由な気風は、まさにこの「楽」から生まれているものなのです。



会社名:株式会社 木樂工房
所在地:〒970-8025 福島県いわき市平南白土字八ツ坂19-2
代表取締役:堀井 清隆
TEL:0246-38-4180 / FAX:0246-38-4181
E-mail:info@kirakukoubou.jp
主な事業内容:住宅の設計および施工
事務所・店舗・商業施設等の設計及び施工
その他、増改築・リフォーム・建物補修等