はじめまして。
好きな食べ物は炭水化物。
いわき家ナビ新人編集部員のヤナグルコです。

今月から始まるこのコーナーで、家ナビ編集部の琴線に触れたおいしいモノやヒトやお店を紹介していきたいと思います。以後、どうぞお見知りおき下さい。


さて、「最近営業の吉田くんが工務店さんからいただいてくるパンがとにかくおいしい。」という編集長の一言で今回の取材先へ。

“Boulangerie Pan rouge(ブーランジェリー パン ルージュ)” 、
2016年4月、金山町のメインストリート沿い郵便局近くにオープンした手作りパンのお店です。

赤いレンガ色のスパニッシュ瓦の可愛らしい外観が目印。
美しくアレンジされた鮮やかなグリーンや花々が迎えてくれるエントランス。まだお若い20代と30代のご夫婦がお二人で切り盛りされています。
自宅兼店舗は常磐の森谷工務店さんが施工されました。(実は奥様のご実家が常磐で森谷工務店を営んでおり、社長であるお父様が吉田くんに度々差し入れをくださっているのでした。)千葉県出身のご主人は一度は企業に就職されたものの元来のパン好きが高じてパン屋に転職されたそう。そこで出会ったのがアルバイトをされていた奥様。
A boy meets a girl…かくしてパンルージュは生まれたのですね。
営業日の朝は午前2時から厨房に立ち、週2日の休みの日もほとんどの時間を仕込みのために費やします。「それはこの職業についたときから覚悟していました。」と若きパンの求道者。


もうその全ての一つひとつの姿形が本当に美しい…。どれだけ丁寧に成型されているのだろうかと容易に想像することができます。
リーンなパンにリッチなパン、食パン、菓子パン、総菜パン(←具によってパン生地の種類が違うんですよ!)


更にはそれぞれのパンに合わせて自家製天然酵母(取材時はレーズン・小麦・ライ麦から起こした3種類)を使い分けるという情熱と探求心に胸が熱くなりました。

ショーケースに美しく整列したパンはおおよそ40種類。バゲットやカンパーニュなどオーナーが力を入れているというハード系だけでも10種類以上が並びます。

こちらはその名も「パンルージュ」、店名を背負ったまさにお店のスペシャリテです。
パン生地の水分はぶどう果汁を100%使用し、数種類のドライフルーツやナッツをふんだんに生地に練りこんだ最新作であり自信作!フォトジェニックな断面はvin rouge=赤ワイン色で、口に運べば爽やかな酸とほどよい甘みが広がります。
ドライフルーツやナッツが生み出す歯ごたえのバリエーション、噛みしめるたびに変化するテクスチャーが楽しくしみじみとおいしい。

Q:店名のパンルージュはどういう意味がありますか?
A:ルージュはフランス語で赤色、宝石などの意味があります。宝石のように綺麗で求められるパンを作っていきたいという想いを込めました。

Q:将来の夢や展望などはありますか?
A:店舗を拡大するつもりはありません。これまでと変わらず生地を一つひとつ作っていきたい。細かなところで仕上がりが変わってしまうので、自分の手と眼で確かめて、これからもずっと自分で作っていきたいです。


パンルージュのパンは、材料や良さや技術の確かさだけでなく、作り手の誠実さや真心がおいしさとなって表れているような気がします。
開店と同時にお客様が次々と訪れます。40種類のパンは午前中で売り切れてしまうこともしばしば。ぜひオープン直後の早い時間帯に訪れてみてください!
お二人のパン作りへの愛と情熱の一端を知ることができるFace bookは必見!!
これからもっともっとたくさんのお客様にこの『おいしい』が広がっていきますように☆

皆様、いざ金山へ!

取材・文/ヤナグルコ


○店舗情報○

Boulangerie Pan rouge
住所:〒974-8211 福島県いわき市金山町南台30
電話:0246-38-8336
定休日:毎週 火・水曜日
営業時間:9:00~18:00(無くなり次第終了)
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