いわき家ナビ/建主さまのお話&テツオのこんな家にしたかった「4人で暮らす30坪の家」

  建主さまのお話

   づくりを考えてからは、とりあえずハウスメーカーや地元ビルダーと呼ばれるところのモデルルームにはほとんど足を運びました。

  だいたい自分たちの予算を決めていましたが、年収から換算して借入られる目いっぱいの予算を提示されたり、自由設計と

  謳っていても実際は決められたものの中からしか選べなかったり「家づくりってこんなもんなのか・・・。」と、とある住宅メーカーで

  ほとんど決めかけていたところで旧知の後田さんに偶然出会うことができて、結果的に本当にラッキーだったと思います。
 

   
ず予算を伝えましたが、「高断熱高気密と暖房はゆずれない。」という言葉にびっくり。考えてもいなかったことです。

  私たちの希望は、リビングが見渡せるキッチン、男の子二人なので走れるリビング、子供たちの気配を感じる間取り、

  リビングに勉強場所、絵本が置ける収納棚などなど、細かなところまですべて取り入れてもらったうえ趣味の手芸が飾れる飾棚や

  吹き抜けまで出来るなんて想像もしませんでした。
 
  住んでみて、まず広くて戸惑いました(笑)。アパートのクッションフロアに慣れていたので無垢の床板も最初は硬く感じられましたが

  今は家に帰ってきたら全員すぐに靴下を脱ぎます。サラサラして気持ちがいいんです。
 


   
算が決まっていて、そこからどうつくるか。会社によってこんなに違うのかと驚いています。

  昔から理屈っぽい子ではありましたが、今は本当に友達でよかったなと(笑)。

                               

                  ※写真は奥様の趣味のフェルティングニードル。最近大人気の手芸です。
  テツオのこんな家にしたかった
  
  地が崖の上にあり条例に照らし合わせると大幅な後退距離を強いられ、敷地に対して実際に建てられるスペースは

 わずかなものとなってしまいました。その条件の中で4人家族が生活するために、コンパクトかつ狭さを感じさせない空間と

 高性能をいかに省コストで実現できるか、上神白の家のテーマです。


  間はできるだけワンルームにするように心掛けました。常に家族の気配を感じることができますし、仕切りがないため

 広く感じます。建具屋間仕切りの壁が減りますから、その分コストダウンにもつながります。また、リビング、ダイニング、

 スタディスペースなどを効果的に配置し、散漫になりがちなワンルーム空間を、使い勝手がよく居心地の良い空間になるように

 気を使いました。

 
  「構造と断熱には予算をかけます。」、「床材に合板のフローリングは使いません。」 私が住宅をつくるとき必ずお客様に

 いうことです。どちらもそれなりにコストがかかることですが私の考える家づくりではとても大事なことなので、このことを守った

 上でいかにコストダウンできるかが勝負でした。


  

  事なのは、きちんと性能を計算しシュミレーションすることです。構造については壁量計算は勿論、偏芯率の計算、

 N値計算まで行いました。こうすることによって、必要な耐力壁や柱、補強金物の種類や数、位置などが正確にわかり安全を

 確保しつつ無駄が省けます。断熱についてもきちんと断熱計算を行い、シュミレーションを行えば断熱性能を確保しつつ断熱材

 や開口部の性能の調整をすることができます。

 ちなみに、耐震・耐風等級を2、熱損失係数を2.3(次世代省エネ基準では2.7以下がいわきの基準)で設計することができました。



  来、家を建てるのに決まった価格というものはありません。家を建てたいと思っている方たちそれぞれに適正な価格というものが

 あるはずです。大事なのは金額の大小ではなく、良い家をつくりたいという思いです。施主とつくり手が一緒に工夫と努力を重ねれば

 金額に関係なくきっと良い家づくりができると思っています。



                                                  (株)後田工務所 後田哲男


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