先日、この春社会に出るはずだった長男が休学すっから!と言ってきました。
人生一寸先は闇ですね…こんにちは、ヤナグルコです。
灯台下暗し、傍目八目とはよく言ったもので、身近なことって案外知らないことが多いものです。そんな私たちの住む「いわき」の身近なアレコレをご紹介している当いわき家ナビですが、近隣の市町村のことはどうでしょう?
全国有数の広大な面積を誇るいわき市に隣接している自治体は9つあります。少しだけ日常の行動範囲の外に目を向けてみると意外な発見がありそうではありませんか?
…ということで、「第一回ご近所市町村の旅」、今回はいわき市に隣接する唯一の関東、茨城県「北茨城市」へ行ってまいります!
=北茨城市の基本情報(Wikipediaより)=
北茨城市(きたいばらきし)は、関東の北部、茨城県の北東部にある市。
面積:186.80km2
総人口:43,135人 (推計人口、2017年10月1日)
市の魚:アンコウ
市役所の所在地:磯原町
知らない街へ行くときはまずは図書館に寄ってみるといいよ、という中学時代の恩師の教えを守り、私は旅先でよく図書館を訪ねます。最近ではキッズフロアやキッズコーナーはもちろん、飲食できる場所や展示スペースなど設備が充実しているところが多いですね。
今回も最初の目的地は「北茨城市立図書館」に決定!
グーグル先生の音声案内に導かれること車で約40分。県境を超えるってだけでなんだか非日常感が味わえますね。
さて、無事に到着しました!
施設の老朽化に伴い2016年6月に新築された「北茨城市立図書館」です。
北茨城市民のみなさんだけでなく、いわき市に住んでいる私たちも「図書館利用カード」を発行してもらえますよ。素晴らしいです。
図書館に入ってすぐ左手に、その名も「図書館カフェ しゃぼんだま」があります。ホットドッグが100円というお手頃価格。これが千切りキャベツもシャキシャキでとても美味しかったです。飲み物はもちろん軽食や焼き菓子も充実しています。
カフェのイートインスペースには雑誌コーナーがあって、スコーンを食べながら&コーヒーを飲みながらゆっくり最新刊を読むことができるのですよ。これはたまりません。
北茨城にこんなに子供がいるのかと思うくらい(失礼!)、どの学習室も子供たちや学生で溢れていて、大変活気のあるで図書館です。
さて簡単に館内をご案内しますと、一階はカフェスペースの他は子供たちのためのスペースで、絵本や児童書、こどもコンピュータやおはなし室、こどもWCや授乳室もあります。
とても開放的で、こどもWCやおはなし室は球体のまあるいお部屋になっていてなかなか面白いつくりをしています。大人でもワクワクします。
階段室には明かり取りの丸い小窓がランダムに施されており、それぞれの小窓の中には色とりどりのマーブル模様のガラス玉が飾られていて…これが本当に美しいのです。その中のひとつの小窓に北茨城市のさかな「アンコウ」を2つ(2尾?)見つけましたよ!
二階は一般図書のコーナーですが、交流テラスやフリースペース、学習室の他に川沿いの窓際にたくさんの閲覧席があります。窓からの景色がとても気持ちよく、飛来している白鳥も見ることができましたよ。
さらに三階まであがるとちょっとした北茨城市の紹介コーナーがあります。ちょっとしたと言いましたが、北茨城市の観光名所や豆知識をほぼ網羅していて
三階ベランダの窓からも望めるこの景色の左奥に見えるこんもりとした小さな森ような林のようなところ、いわきから日立へ行く道すがら毎回視界に入ってくるこの場所が、
茨城県で二番目に低い『天妃山』という山だということを初めて知りました!まさか山だったとは…これは家族に教えなくっちゃです。
さて、図書館でゆったり過ごしたあとに向かうのは、磯原に来たならココはハズせない…
そう、ご存知 本格釜揚げうどんやま都…です っ!
化学調味料完全無添加、いりこ入りの出汁がしみじみと美味しい自家製麺のうどん屋さんです。(お隣の『おふくろ弁当』のうどん事業部だったりします。)
うちから半径30km以内のセルフスタイルのうどん屋さんの中では間違いなく一番美味しいです!そして二番目にお安いです!
ここのおすすめはいりこ出汁をストレートに味わうかけうどんと、ご飯+お好みの天ぷらで作る天丼です。もしも私が車を運転できるなら間違いなく週2で通います…そのくらい好きです☆店内は広々としていてお子様連れでも周りに気兼ねなくうどんを堪能できること間違いなし!ですよ。
私は午後から出掛けたのでうどんを食べたところで時間切れとなりましたが、もう少し時間がありましたら『花園神社』へ足を延ばすのもおすすめです。
磯原の街中から車で30分ほどの山の中にあり、生い茂った緑から漏れる陽の光が美しい、荘厳な雰囲気の歴史ある神社です。
境内はところどころ苔生していて、足元が悪い場合があります。また急な傾斜の階段もありますのでくれぐれも履きなれた靴と動きやすい服装、体調も万全でお出掛けくださいね。
▶花園神社
また、ゆっくりランチを楽しみたいかたにぴったりのとっておきの場所があります。標高350mに位置する公共の宿マウントあかねのレストラン『ルピナス倶楽部』です。
北茨城市と太平洋を一望できる丘の上にあるレストランは、その眺望の素晴らしさと豊富なメニューが自慢です。
地元のA 5ランク花園牛のステーキやハンバーグ、お得な各種定食類から皿うどんまで。
なかには15分以内に完食できれば「無料」になる「チャレンジメニュー」なんてのもあります。そして私が注文したのはこちら…
ええ、チャレンジメニュー「あかねライス爆盛」です☆
約1kgのあかねライス(海鮮ピリ辛炒めご飯/シーフードミックスとピーマン、パプリカ、たまねぎ入り。ちょうどよい味付け具合。なんだか美味。)と大エビフライとカキフライ、サラダとスープ付き。
注文時には 誓約書を書きましたよ。
結果は?…ふふふ、大変美味しくいただきました♪
万が一、15分で完食できなくても持ち帰り容器をいただけますので安心してチャレンジできますね。この味と量で1430円はリーズナブルですらありますので、チャレンジでなくても家族やグループでシェアもおすすめです!
マウントあかねの施設には農業体験館やガラス工房、ピザ焼体験窯に日帰り入浴できる大浴場まであります。もちろん小さいお子さんが走り回ったり芝スベリができる広場もあります。
そして地元磯原出身の彫刻家・蛭田二郎氏の彫刻ギャラリーも併設されていて無料で鑑賞することができます。(おさわり自由ですよ。)
とにかくここからの見晴らしはいわきから気軽に行ける範囲では間違いなく一番!です。
日頃のイライラ・モヤモヤ・カリカリ・ジリジリ・ヤキモキ・ムシャクシャ…等々すっきり洗い流せること請け合い。訪れるたびに気持ちが生まれ変われるところです。
ぜひぜひぜひみなさんも足を延ばしてみてくださいね。
第一回ご近所市町村の旅、いかがでしたでしょうか?
次回もどうぞお楽しみにー!!
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