シン・昭和住宅 お宅訪問してまず目に入った「昭和住宅」の写真集数冊。奥様が懐かしさのある昭和モダンなテイストや古家具がお好きとのことで、その方向性を維持しつつ、後田工務所は「昭和住宅」を新しい解釈で完成させました。懐かしさと新しさの間に北欧テイストのインテリアを合わせたその雰囲気は、のどかな田園風景とともに、まるで和モダンのホテルにいるかのような気分になってきます。
1階・2階とも畳スペースが多いのも特徴。最近は畳の部屋は減りましたが、使い方によって落ち着いた上質な空間になることを再認識させてくれます。

家事楽 ホテルライクなくつろぎだけではなく、共働きのご夫婦が家事をしやすい動線にもこだわり、最短かつ余裕を持った家事動線スペースとキッチンをプランニングしています。

エコで快適 性能は令和住宅の最先端。北海道レベル以上の断熱性能(Ua値0.37KW/㎡K)で室内温度差の少ない快適な住環境を実現。「夜の暖房が朝まで残っているので朝が本当に楽になりました。」とご主人。ガスと電気を併用し適材適所な暖かさを届けます。長期優良住宅認定。

1.  和モダンホテルのように


「ゴロリと横になりたい」そんなご主人の希望を叶える畳スペースと、ゆったり奥行きのある造り付けソファ。LDKは仕切りのないワンルームタイプ。


畳で寝転がったり、ソファーで本を読んだり、縁側で日向ぼっこしたり、家族が思い思いにくつろげる空間になっている和リビング。


引き込みの扉を閉めると和の雰囲気が上がります。正面のテレビボードは造りつけで、間接照明を組み込んでいます。


窓の外は一面の田園風景。視界を遮るものは何もなく、リゾートホテルにいるようなくつろぎ感を味わえます。暖房は薪ストーブのように火を眺められるビルトインのガスストーブ。

景色の邪魔をしないように、鴨居の吊束はワイヤーにして存在感を消しています。
リビングのソファー側の後ろには二間続きの和室。将来ご両親との同居も考えてとのこと。今はこちらで家族全員で就寝しています。

2.二人で調理できるキッチン


テレビ台側からキッチン方向。キッチンの後ろがサニタリーになっています。

全長3,200mmの大型L字型造り付けキッチン。高さ900mm。たっぷりと正面もサイドも収納になっています。

二人でキッチンに入ることが多いご夫婦のために作業スペースは大きくとってあり、収納は鍋や調味料やキッチンツールの大きさに合わせて造作されています。ミーレの大型食洗機で鍋・フライパンまで一気に片付きます。

キッチンの脇のダイニングはどことなく北欧を思わせるインテリアと窓。和モダンとの相性も◎。

ダイニングには作業デスクもあるので、パソコンや宿題などはこちらで。

  3.家事楽サニタリー


玄関は小石洗い出しで和の趣をプラス。玄関から洗面所へ直行でき、キッチンともつながっているので買い物などの荷物もこちらから。


ランドリールームのあるサニタリー。ガス衣類乾燥機乾太くんも大活躍し、洗濯物をここで完結できます。一直線かつキッチンの裏側なので家事が集約できて効率アップ。

4.プライベート感を大切に


リビング階段から2階へ。両サイドに個室の室内窓。

足に優しいパイン無垢フローリングの子供部屋。ドアは2つで将来分割可能。

主寝室は畳敷き。布団収納スペースとウォークインクローゼット(書斎兼)がそれぞれあります。

ウォークインクローゼット奥にある奥様用書斎。おばあさまが使っていた机や古家具を大切に使っています。
家で仕事することも多いご主人の書斎。引き出し付きのゴロリ畳スペースがいいですね。階段側の滑り出し窓でリビングの気配もわかります。

5.外観


外観は黄色みのあるベージュの塗り壁。玄関軒の杉板と小石洗い出し仕上げのアプローチ。

 

 

建築データ

所在地
福島県いわき市
家族構成
ご夫婦 お子さま一人
延床面積
150.71㎡(45.7坪) 1階:102.27㎡ 2階︰48.44㎡
敷地面積
150.71㎡(約83坪)
竣工
令和2年12月
構造形式
木造軸組構造
設計
(株)後田工務所 後田哲男 森山遥花
施工
(株)後田工務所 後田哲男 大平梨央奈

主な外部仕上

屋根
ガルバリウム鋼鈑
外壁
防火サイディング+塗壁

主な内部仕上

クロス貼
天井
クロス貼
無垢フローリング