HEAT20という住宅性能基準でG2というレベルに仕上げた今回のお住まい。(UA値=0.32W/㎡K C値0.1㎡/㎡)
今回はZEHでいうと北海道レベル以上の断熱性能ですが、単に数値の達成を目指しているわけではないんです。1階と2階で家族を隔てることない大空間で、快適で健康的な生活を送るためにはG2レベルの建物性能が必要になります。家族全員が一緒に暮らせる時間はそれほど長くはないので、リビング以外にも家族が共有できる場所を作ることで、家族の楽しい時間や思い出を少しでも多く作っていただければと思います。」と鐵専務。
家の中央にあるスケルトンの階段を中心に、1階と2階が自然につながるプランで、家族がどこにいても気配が感じられます。6.2kw/hの太陽光発電を搭載しているので、エコでランニングコストの少ない生活も実現。

「設計中はしっかり話を聞いてくれて、建築中にも様々なアイディアを提案をしてくれたので想像以上に良い家になりました。相談しやすいのが一番よかったです。」と建主様。
これからの寒い季節も、家族みんながどこにいても過ごしやすい家になりました。【認定低炭素住宅】

HEAT20にはG1〜G3(※G3が一番厳しい)まで性能基準あります。今後はプランに応じてG2〜G3 を鐵庄工務店の標準仕様にしていきます。

1.外観〜玄関


スイスのSto塗り壁と玄関の地元の杉で優しい印象の外観。表面にコーキングが出てこないのでメンテナンス不要。コストとメンテナンスの面からベランダは設けず、布団干し用のバーを設置しました。
玄関周りは杉ウッドロングエコ塗装下見板張。玄関は国産で木製の超高断熱ドアを採用。

左手がリビング、右手がシューズクローゼット。ドアはすべて天井までのハイドアですっきりと。

2.リビングダイニングキッチン


白い土壁とパインの無垢材がナチュラルな雰囲気のリビングダイニングキッチン。

建築中に南面の家との距離感を再検討し、採光するために窓を40cm上げて下に収納を設けました。

ベンチにもなるので結果的に利便性の高いスペースになりました。
左からキッチン・ダイニング・和室。ダイニングとソファーを兼ねた家具でコディネート。

引き戸のないオープンな和室は子どもたちの遊び場として大活躍。洋の雰囲気から浮かないように畳の色や壁色を淡色に。分電盤をここに設置したのは幹線をできるだけ短くするためとのこと。

レンジ脇には油飛びが目立ちにくいグレーのタイルを。奥様ご要望の造り付けの食器棚は家電やゴミ箱のサイズから寸法を合わせました。

3.水周り

女の子のお子さんが二人なので将来洗面所が混み合わないように大型に造作した洗面台。小物入れも充実しています。
家事が楽しくなる広く清潔感のあるサニタリー。洗濯物干しワイヤーがあるのでここにもたっぷり干せます。床には全熱交換床下換気システムの通気孔。

4.2階


スケルトン階段を上がるとファミリースタディーコーナー。右手は洗濯物や布団干し用のキャットウォークになっていて、1階に太陽の光を届ける役目も。左奥はファミリークローゼット。

子供のみならず親も一緒に使えるゆったりとしたスタディーコーナー。テレワークにも対応出来ます。

キャットウォークの隙間から空気が循環するので、洗濯物が早く乾く効果も。
子供部屋2つは4.25畳とコンパクトに。机は置かず、勉強はスタディーコーナーで。

主寝室は今はベットを3台並べてみんなで就寝します。寝室にクローゼットは設けず、スタディスペースのファミリークローゼットで一元管理。

「天井を繰り上げてエアコンを設置し、ダクトも入れています。これと床下換気システムによって1階床下まで暖かい空気を送る仕組みを作っています。」詳しくは鐵専務まで。

建築データ

所在地
福島県いわき市
家族構成
夫婦 子供2人 
延床面積
115.10㎡(34.75坪)(1階:63.76㎡/2階:51.34㎡)
敷地面積
201.59㎡(60.98 坪) 
竣工
令和3年7月竣工
構造形式
木造軸組在来工法
設計
鐵庄工務店
施工
鐵庄工務店
参考予算
2000〜2500万円

※本体価格に含まれるもの:建物本体(家具工事、設計料含む)
※含まれないもの:外構、地盤改良、解体費、屋外配管工事、諸経費、カーテン、エアコン、照明、太陽光発電、消費税など

主な外部仕上

屋根
ガルバリウム縦葺き
外壁
塗壁 一部木貼り(杉ウットロング塗布)

主な内部仕上

塗壁 ビニールクロス
天井
ビニールクロス 一部杉羽目板
無垢赤松フロア