今回ご紹介するのはハウスクリーニング業を営むご夫婦の新居です。震災で半壊し、雨漏りもしてきたことで建て替えを考えた時、真っ先に浮かんだのが小林建築工房の小林代表の顔。小林さんが建築した家の最終クリーニングをするという仕事のつながりの中で、誠実な仕事ぶりを見てきた建主様は「小林さん以外考えられなかった。」と、多忙を極める小林さんを2年待ってプランニングが始まり、やっと新しい家が完成しました。

前の家で使っていた太陽光発電を再利用するため片流れの屋根とし、内部は奥様とお嬢さんの好みで輸入家具をポイントに置いた西洋のインテリアに合うようにまとめています。特筆すべきは床材にセラミックタイルを採用したこと。ハウスクリーニング業を営む建主様は、掃除のしやすさを熟知されているので、お手入れしやすく美しさを保てることが第一でした。「猫が7匹いて抜け毛が多いので、ルンバが仕事をしやすいこと」も念頭に置いているのが流石。一見冷たく見えるタイルですが、シートタイプの床暖房を仕込んでいるので冷たさは感じません。木質感も感じられる家にしたい、というご要望もあったので天井と軒天には桧を使って目から感じる暖かさも演出。
セラミックタイルをはじめ、家具、照明も奥様とお嬢さんが個人輸入で揃えました。洋館のような統一感があるのも納得。

建主様の厚い信頼にこたえるべく、設計・施工ともに小林建築工房が仕上げた家は、費用も予算内でクリアし「想像以上の家、やっぱり小林さんでよかった。」という言葉をいただきました。
※総費用税込約3000万円(解体費用、太陽光発電移設費用、輸入照明、セラミックタイルも込)

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白い床と壁、天井の桧無垢材が清潔感溢れる室内。お掃除のしやすさを大切に。
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ダイニングキッチンはアンティークのバタフライテーブルを中心に。D7H_3079

キッチンはタカラ製のアイランドキッチン。IHクッキングヒーター前は透明ガラスカバーでさらに広々。
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600mm角の大判セラミックタイル。中間目地はこれからコーキングで仕上げます。
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お風呂は出入り口が2つのタカラ特注品。デッキ側にもドアを付けたので涼んだり、洗濯物を干したり、換気の面からも秀逸なアイディア。

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トイレの便器が浮いているのはこちらも掃除を考えてのこと。ささっと拭けます。13
トイレ前から洗面脱衣へとずっと続く大容量収納。洋服類はこちらに全てしまえそうです。
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主寝室は1階ですが片流れ屋根の勾配を活かし屋根裏収納も設けました。
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神棚と仏壇のあるシンプルな和室は1階リビング横に。
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トイレ前〜洗面脱衣の大収納をつくったことで出来た棚上部分はキャットウォークになるという副次的な効果も。
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思い切り個性的に仕上げた個室。柄と柄を合わせてもまとまるのは好みを妥協してないのがポイントかと。
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玄関脇にシューズクローゼット。2階への吹き抜け階段には装飾手摺を。
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片流れ屋根が際立つ西側外観。ダイナミックながら玄関ポーチの柱、庇、屋根のモスグリーンが可愛らしいイメージ。
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誠実なお人柄で同業者にもファンの多い小林さん。


建築データ
所在地:いわき市
家族構成:ご夫婦+子ども
延床面積:156.58㎡(47.4坪)(1階:111.96㎡ 2階:44.62㎡)※施工面積53.75坪
竣工:平成28年3月
設計:小林建築設計室
施工:小林建築設計室
構造形式:木造軸組構造
主な外部仕上:屋根)平板陶器瓦 外壁)金属サイディング
主な内部仕上:天井)桧、クロス 壁)クロス 床)セラミックタイル、複合フローリング