80代のご両親と息子さんがお住まいになる家です。
大工さんに家を建てて欲しい!と、ある日飛び込みで平澤住建にいらっしゃった建主様。高齢のご両親は「以前住んでいた家と、間取りを変えたくない」という強い希望がありました。平澤社長は、より暮らしやすいと思われるプランを何回も提案しましたが却下。「やっぱり住み慣れた間取りが一番使い勝手がいいということなんでしょうね。変えたくないというご両親の気持ちを尊重することにしました。その中でも出来る限り腕をふるわせていただこうと思いました。」と平澤社長。
収納がたくさん欲しい、家の中は素足で過ごしたい、夏はクーラーをなるべく使いたくない、などの希望に、旧プランに少しづつマイナーチェンジを加えながら応えていきました。
「大工が安心だとおっしゃる建主様ですので、まずそれがとても嬉しかったです。夏でも引き戸を開けっぱなしにして、クーラーいらずでお昼寝が出来る家になったと思います。」

外観もほぼ昔のままの面影を残しているそうです。

玄関は靴収納と通気用の窓も設置。

建主様がこだわった「風通しのいい開けた空間」のリビングと和室。扉はすべて引き込みにして開放感を感じられるようにしました。

引き戸を閉じたとこと。右手にある小窓はキッチンとつながっています。ここも昔と変わらぬポイントだとか。

荷物がとても多いということで、収納は各居室にたっぷりと用意してあります。

「何も塗らないそのままの木がいい」とのご要望に杉の無垢材「あつ密すぎ」。

リビングと続きの和室から。こちらはご両親の寝室になります。

「お昼寝用に」と内側にもレースのカーテンを設けました。

リビングからキッチンの合間にも収納。

食事はこちらで出来るよう、ダイニングテーブルが置けるスペースを。

キッチンにも食材用の大容量の収納があります。

トイレにも杉の腰窓をあしらいました。


2階はお孫さんたちが帰省したときに泊まれるように続きの二間。