ブリックタイル張りの外観からは重厚感が溢れ、室内も各部屋ごとにテーマがあり、色彩豊かなインテリアはどこか海外にいるような気持ちにさせてくれるお住い。こちらのお住いのこだわりポイントを鈴木社長にお聞きしました。
「弊社の完成見学会にお越しいただいて、建物を気に入ってご依頼いただいたお客様です。もともとインテリアや輸入品がお好きな建主様が、当社のオリジナル建材を使ってこだわりの家をつくりたいとのことでした。照明や家具など室内装飾品を多くお持ちでしたのでそれらを活かす間取り、飾る場所、また家財も多いので収納の数、容量、など考慮しました。インテリアの趣味の広い建主様ですので、多国籍感のある雰囲気になったと思います。
こだわった部分としては、素材感ですね。床材はフランスボルドー産のパイン材をうずくりにした無垢材。リビングの天井はラップランドパイン羽目板仕上げ、梁は矢羽模様の化粧で現しに。壁はオリジナル漆喰でオレンジ系で仕上げています。その他イタリア製のタイルやステンドグラスなどを用いています。海外のインテリアをお手本に、そのようなご要望にもお応えできるのが弊社の強みだと思います。」と鈴木社長。
日本の住宅は落ち着いた色合いが好まれるので、今回のお住まいの色の使い方が大胆ではっとさせられました。思い切って色を楽しんで、自分好みの空間を実現しています。
全面ブリックタイル貼りの洋館。
濃茶のブリックタイルに白の玄関扉とロートアイアン。一気に海外気分が上がります。
イタリア製タイルの玄関は3方向に分かれています。こちらは主玄関とシューズクローゼットを兼ねたプライベート玄関。
3方向目は愛犬用のドックスペース土間。水場もあるので散歩帰りに足も洗えます。
オレンジ色のオリジナル漆喰の壁と矢羽模様の梁。2階の居室の窓も木製で。サンタフェな雰囲気。各居室の照明も見どころ。天窓もあります。
左手にダイニング、右手のドアはドックスペースへ。床はフランスボルドー産のパイン材にうずくり仕上げでもうひと手間。
ダイニング・キッチン。ダイニングカウンターはモザイクタイル貼り。掃き出しではなく腰窓で洋館の雰囲気をアップ。
シュークローゼットのあるプライベート玄関からダイニングへ直接つながっています。
モザイク照明で照らす、たっぷりの収納。
廊下の手すりにもアイアン。
モザイクタイルの洗面、ターコイズとレッドの壁紙、輸入照明。なかなか選べない組み合わせですが、見事にエキゾティックな空間に仕上がっています。
2階主寝室はシックなインテリア、ベランダの内側にもブリックタイルを施工して抜かりなく。
書斎スペースに木製小窓。リビングが見下ろせます。
上部にアールのついた大きな窓。工場のロフトのようなイメージの個室。
壁紙が楽しくて長居しそうなトイレ。