「調べるのは私で、決めるのは奥さん」という明確なヴィジョンのもと、2年前に家ナビ住宅相談室にお越しくださった今回の建主様(ご主人)。
もともと建設地の近くに住んでらして、仕事の関係で転勤していましたが「この辺りは子供の頃憧れていた」という川辺の土地を手に入れて、「いろいろメーカーも見たけど、帰る家は和風がいいよね」と木樂工房で憧れの和モダンの家を建てられました。
幼稚園から中学生までの4人兄妹と多趣味なご主人。「学校関連の書類や荷物だけでも大量な上に、それぞれ分けなければならないので、収納容量にはこだわってたくさん作ってもらいました。」と奥様。取材にお伺いした日も、モノは定位置に収まりスッキリとされていました。
「木樂さんは決まった『型』がないので想像がしづらいというか、なにかモデルプランのようなものがあったほうが楽かと思ったけど、毎回細かく打ち合わせをしてくれたたのでかえってよかったかなと思ってます。」とご主人。
家に帰るとホッとする、という自然素材がふんだんに使われた和モダンの家は、春には川沿いの桜並木も存分に楽しめることでしょう。
杉と檜による和モダンな外観です。
外構の設計施工も木樂工房が担当。木部があることで周辺にも和みを感じさせる和モダンの外観です。
家の中から川沿いの四季折々の風景が一望できます。
軒天は檜、床は杉で施工したデッキスペース。
お子様4人とわいわいLDK。
4人兄妹が広々とワンルーム空間で過ごせるように、1階は廊下のないLDK+和室。「特に気に入ってるのはゼオライトの塗り壁です。全く匂いがこもらないし、湿気も感じません。」と奥様。
左よりダイニング、リビング、和室。和室は建具が引き込めるので、大きく繋がりのある空間が可能になります。
ダイニングは6人用のテーブルが置けるゆったりとしたスペースに加え、3面が壁に囲まれているので独立性もあります。宿題なども集中してこなせそう。
和室の縦格子の引き戸を閉めると大人っぽい落ち着いた雰囲気になります。
「3回塗り直してもらいました。」という紺の色出しにこだわった床の間。
階段周りも技あり!
踊り場のある回り階段になっているので、踊り場を下はピアノスペース、上は読書スペースとして立体的に活用。
テレビ台の後は溶岩板。多孔質でこちらも調湿効果が期待できます。
踊り場の読書スペースからリビング方向。
2階は勾配天井で開放感をプラスします。
「2階天井は屋根高を利用した勾配天井にしたかった」とご主人。杉羽目板貼りの天井。
天井高があるので子供部屋はすべてロフト付き。
主寝室のウォークインクローゼットの奥には、カメラやオーディオなど多趣味なご主人の書斎もあります。
収納と使い勝手を考えたリ水周り。
キッチン奥にも大容量のパントリー。当初回遊動線案もありましたが、収納を優先したそうです。
タモ一枚板天板の洗面台と杉板扉のトイレ。至るところに木の無垢の質感が感じられます。
仲良し三姉妹と木樂工房堀井社長。常に楽しそうなお子様たちでした。