今や時代は1人1代の車社会。23年前に購入した住宅を建て替えるにあたり、建主さんの第一条件は「住宅街の真ん中に4代分以上の駐車スペースを確保すること」。さてこのリクエスト、アツシ建設(株)はどのようにクリアしたのでしょうか。
住宅がひしめき合う、いわき市内の住宅街。その中に突如現れた3階建て(鉄骨+木造2階建)の住宅からは、もう元の姿は想像できません。鉄骨と木造を組み合わせた都市型スタイルの、強くてモダンな二世帯住宅になりました。
鉄骨でつくられた1階部分は、なんとすべてが駐車場スペースです。地中梁も入り耐震面でも安心です。2階と3階は木造でつくられ、充分なスペースと機能性を確保しました。室内は広く、居室は2階からなので住宅街の中にありながら室内も明るく視界も良好。
2階は親世帯のリビングダイニングキッチンと和室と寝室。3階は子世帯で、ミニキッチンと子供部屋と主寝室があります。二世帯住宅に必要な、適度な空間の棲み分けもできており、3階の屋上は家族みんなで集まれるスペースに。花火やバーベキューが楽しめる空間になりました。
白を基調とした清潔感のある外観。住宅にひときわ存在感を際立たせている。
3階の広い屋上からの景色は抜群。花火もバーベキューも楽しめます。
収納が充分確保されたキッチンスペース。室内のカラーコーディネートも白が基調。
台所に立つ人が家族から孤立しない視界を確保。家族とのコミュニケーションが途切れないつくり。
和室の扉はすべて引き込み式で開放的に使えます。