【リフォーム&店舗】Hair and Spa「tree」

2016年5月、小名浜に新しいヘアサロンがオープンしました。
名前は「tree」。オーナーは小さなお子さん二人の子育て真っ最中の30代の女性です。
「treeという店名の由来は、お客様とともに私達も木のように成長していきたいという気持ちを込めました。また、同時期に自宅を建築していたんですが、作っている過程で自分は木がすごく好きだって気が付いたんです。」とオーナーの小磯さん。

 

自宅とこちらのサロンを設計・施工したのは同じ小名浜の後田工務所。
「木が好きでたくさん使いたい、と聞いて『やった!』と心のなかで小躍りしました。ここぞとばかり様々な樹種を使って施工しています。その他の材料も木の素材感を活かすものでシャビーなものを組み合わせています。住宅では断熱と性能にとことんこだわるので制約も出てきますが、店舗だと自由な部分が多くて楽しい(笑)」と後田哲男社長。

 

「これから植栽をたくさん増やして、緑いっぱいにしたいです。癒やしの美容室としてお子さんと一緒に来ていただけたら。」と小磯さん。
オーナーも店舗もフレッシュな、清潔感に溢れたヘアサロンが誕生しました。

入口を入って左側が施術スペース、右側が受付・待合スペース。
12坪と限られたスペースですが、小ささゆえのこだわりと使い勝手が詰め込まれています。

施術台は2つ。明るい日差しが差し込みます。床は土間コンクリート金鏝仕上げ撥水塗装仕上げ。

待合いスペースは、床材をユーズドの足場板で区切っています。壁は黒板としてメニュー等書き込めるようになっています。

道路に面した大きな開口。ブルーグレーの扉と窓枠の色はオーナーのこだわり。天井は三角屋根のように作り込みました。以前はお弁当屋さんだったと聞いて驚きです。

ヘッドスパにも力を入れていきたいということで、シャンプールームはリラックス出来るように間接照明で照度を落としています。

トイレはペンキを塗ったように見える壁紙材。グレーで渋く引き締めて。

【Tree Collection】
「tree」さんで使用した木材のラインナップをどうぞ。

受付カウンターは杉の角材を並べ、切り口の表情を活かして施工。甘くなり過ぎないワンポイント。

受付背面の壁材はナラのパネル材。小物台は南洋材のラワン

施術台のカウンターは耳付き杉の一枚板、小物棚はケヤキ、鏡枠は、ブルーグレーの窓枠はタモ

待合の床はリアルなシャビー感を求めて、後田工務所で実際に使用していた杉の足場板
テーブルと本棚はオーナーがネットで見つけました。

シャンプーコーナーには杉の建築材を目隠しとして使用。

オーナーの小磯さんは30台前半の可愛らしい女性。小さなお子さん二人を育てながら、新たなチャレンジです。

外観サインも後田工務所で手がけました。設計・施工は後田哲男社長と森山遥花さん。

(株)後田工務所、後田哲男社長。

【Hair & Spa  tree 】

平 日 10:00~18:15(受付17:15カットのみ)
土曜日 10:00~18:30(受付17:30カットのみ)

 

定休日:日曜日(不定休)

 

住 所:いわき市小名浜沖16
TEL:0246−38-5080

建築データ

この住まいを手掛けました

工務店情報

ホームページ
http://www.ushiroda.com
電話番号
0246-92-4852
住所
〒971-8162 いわき市花畑町48-13
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