「子どもたちが進学や就職で巣立っていくときに、1年でも2年でも暮らした『家』から送り出したかった」という建主様。
土地をずっと探していましたがなかなか見つからず、子どもはどんどん大きくなり焦っていたところ、去年の5月にアパートの近くに条件に合う土地がポンと見つかりました。そして設計施工会社も「建物の外観、感覚がすごく気に入っていた」というライフデザインに決定。何よりスピード感がよかったそうです。「最初他社で進んでいましたが、なかなかプランが出てこなかったんです。ライフさんはプランの提案が早く好みもドンピシャでした。土地もライフさんとの出会いも本当にタイミングがよかった。あとはトントン拍子でした。」
プランへのご要望は
・外からの視線が入らない、中からは開放感が欲しい
・昼間レースカーテンをしたくない
・通風確保
・ヘリンボーン貼りのフローリング、など
そして奥様からは「家族の中で男は主人一人だから、なんでも好きなようにできる主人専用の書斎を作ってあげたい。」と優しいご要望も。
果たして出来上がった白を基調とした清潔感溢れる空間は、奥様もご主人も掃除好きと聞いて納得。「思い通りの家ができたから、今後は床や家具の経年変化も楽しんでいきたい。」と奥様。タイミングとスピードでお子さまたちの進学前に完成することができ、一日一日、この家でかけがえのない思い出を作りながら家族仲良く暮らしています。
「駐車場が4台欲しかったので、55坪の土地では手狭かと思っていましたが、収まってびっくり。設計マジックですね。」と建主様。2階リビングで庭を最小限にし、L字型に配した建物の一部を屋根付き駐車場にして4台分の駐車スペースを確保。
玄関を入ると左側に大容量シュークローゼット。きっちり詰めず、飾るように大好きなスニーカー類がしまわれている。
玄関を入ると階段から明るい日差し。
白でシンプルにまとめた主寝室は1階に。
主寝室からご主人の書斎への通路。左手にウォークインクローゼット、右手にベランダ。
2階への階段には大きな窓があり、リビングとの間に設けた乳白色のガラスから優しい光が差し込む。
2階リビング全景。右手の可動窓はリビングのアクセントでもあり、光と風を呼び込む装置でもある。
リビングの前は大きなウッドデッキ。木製の縦格子を設けているので外からの視線は入ってこない。格子で通風・採光も。もう何度もバーベキューをやっていて、お客様に大変喜ばれているとのこと。
LDKとウッドデッキのレベルを同じにしたので一体感がある。カーテンはいつもあけっぱなしで開放感を楽しんでいる。
こだわりのヘリンボーン貼りのフローリング。一枚一枚手貼りするので大工さんの腕の見せ所。「几帳面な大工さんでよかった。」と奥様。
「子どもたちは将来家を出ていくと思うので、あえて収納を設けず、後で自由に使えるようにしました。」という子供部屋×2。
朝の渋滞を回避すべく2階にも洗面化粧台。2人で使っても余裕の広さ。