江尻建築 江尻社長より
ご夫婦、子どもが2人の家族4人が住む、大き過ぎず、小さ過ぎずの「ちょうどいい家」を検討なさっていた建主様。まだ小さな子どもたちの健康を守るためにも自然素材の家にしたいと考えていらっしゃいました。
無垢材、漆喰、和紙など身体に優しい自然素材を取り入れた弊社のモデルルームをご覧になって、「様々なモデルルームを見てきたけれど、デザインも素材も一番気に入った」と、ご依頼いただきました。
LDK+和室は開放的な空間として、家族が一緒にご飯を食べ、テレビを見て、まだ小さい子どもたちを安心して見渡せる間取りになりました。
2階のホールには、共働きのご夫婦のために、室内干しのスペース、ご主人が読書研究のできる独立した書斎を設けました。
旗竿型の敷地に建つ淡黄色の外壁と木製のデッキが目印の外観。デッキも1階は無垢材、2階はアルミ建材とお手入れを考えて使い分けています。
玄関周りにも木のアクセントを。デッキは外部からも出入りできます。
洗い出し仕上げの三和土(たたき)の土間。左側は靴箱、右側は三輪車などもしまえるウォークインクローゼット。
和室をフルオープンにすると、1階はワンルームのように使え、お母さんの目が子どもたちに行き届きます。
LDKと繋がるデッキは約3畳。さらに広々と子どもたちが遊び回れます。雨の日も遊び場には困りません。
和室は普段は子どもたちが遊び場ですが、来客時は落ち着いた佇まいでおもてなし。フルオープンでリビングと繋がるので、和モダンの雰囲気を壊さない市松の襖をデザイン。
3枚の障子は壁の中に引き込み式でスッキリ。
こちらは襖を閉めた所。障子で優しく二部屋を隔てます。
使い勝手を奥様と相談しながら造作したキッチン収納。天井まで伸びた食器棚で無駄なスペースをなくし、掃除もしやすいように配慮。
屋根勾配を利用して広々と開放感を出した2階フリースペース。洗濯物も干せます。各居室のドアのデザインを少しづつ変えてアクセントを加えています。
「集中して読書や仕事が出来る場所が欲しい」というご主人の願いを叶えた書斎。
上のお子さんの部屋。子供部屋も天井高を上げてのびのびと育つように。
2階床も全て桧無垢板貼り。裸足が気持ちいいよさそうです。