大規模半壊認定を受け、建て替えを決意された建主様。東京の息子さんとアイディアを出し合い、知人からご紹介を受けた平子工務所がアドバイスしながら間取りを決めていきました。最終的に人との交流を大事にしたい、ご近所さんが気軽にいつでもお茶を飲みに来てくれるような家にしたいと平屋のオープンな間取りとなりました。開口部はすべて引き戸とし、開け広げれば和室の開放感を満喫し、用途に応じて個室になるような間取りです。
真壁づくりという柱や鴨居を表に出す和室本来の仕上げで白木の美しさも楽しめるようにしました。日当たりのいい南側に縁側も広くとってあり、玄関とつながってるので動線が2方向(プライベート、お客様用)に分けられます。
「平子工務所さんは親切丁寧で、安心してお任せできました。」と奥様。取材の日もこれからご近所のお友達が遊びに来るとのことで、ぽかぽかの日差しの中ぎやかなお茶会が開かれそうです。

「ご近所さんとのつながりを大事にしたい」と建主様。

真壁に仏間、神棚のある純和室。右手の地袋が出窓のように。

隣の居間と繋げたところ。大勢の来客時にも対応可能。

二間分の広縁は日差しがさんさんと差し込む。広縁があることで直射日光が居室に入るのを和らげる役割もあります。

台所から見たところ。右手が玄関、左手が個室部分。

玄関からみたところ。右手が広縁、左手が台所。

息子さんが帰省の際の客室。クローゼットもたっぷり。

外観は単調にならないように外壁の下部は木調サイディングで仕上げ。