とにかく元気な子どもたちをのびのび育てたいと、通っている幼稚園が近くにあり、お互いの実家の真ん中に位置する築35年の住宅を手に入れ、リフォームして暮らすことに。木楽工房による、自然素材をたっぷりと使ったナチュラルリフォーム。家族の理想を叶えました。
幼稚園キッズ2人が剣を片手に勇ましく家をかけまわるS様邸。とにかく元気が溢れています。そんな子どもたちをのびのび育てたいと、中古物件のリフォームを決意。しかし、物件は築35年。現代とは勝手の違う当時の住宅に、木楽工房の職人たちが大胆リフォームに挑みました。
1970年代に建てられた建物は和風の家で、細かく個室が分かれていました。このため、リフォームの中心はリビングダイニングに集中。個別に仕切られていた間取りには、補強を加えながら広々とオープンな空間を実現しました。また、ナチュラルな雰囲気が好きという奥様の好みに合わせ、杉やパインの無垢材を使った温かい雰囲気にし、キッチン等の住宅設備も既成製品を使わず手作りするなど、よりオリジナルな空間にしました。
その分外観はほとんど手をかけていませんが、「作り始めてから気が付いた要望なども、当初予定になかったにかかわらずうまく取り入れてくれたのでより理想に近づけました」とご主人。常に建主と二人三脚で木の家づくりを行う木楽工房ならではの仕上がりとなりました。
元気いっぱいの子どもたちのためにリフォームを決意。
当初はなかったリビングとダイニングの間の間仕切壁。目隠しにもなり雑貨や小物も置けたりと奥様お気に入りの場所に。
作業スペースが広い対面キッチン兼ダイニングテーブルは奥様の要望。パインで造作しました。
お料理好きの奥様が選んだハイカロリーなガスコンロとオーブン。
床には柔らかな肌触りと温かみが心地いい杉のフローリング。夏もさらっとべとつきませんので子供に最適! その分傷つきやすいですが修復も可能なのが自然素材の良いところ。
玄関近くにお子様のコートや園バックかけをアクセント的に。
ご主人が描いた絵を元に造られた洗面台(写真左)。 昭和のホッとするスペースもおしゃれに残しつつ(写真右)。
木楽工房で収集していた昭和40年代のガラスを使ったり、レトロな雰囲気もあえて活かします。
家族の記念の足跡ペタリ(写真左)。中央で子供に囲まれているのが木楽工房の堀井社長、その左が設計の佐久間さん、工務の直井さん(写真右)。