いわき家ナビをご覧の皆様、現代の日本でどの年代が一番新築のお住まいを建てているのかご存知でしょうか。令和5年度の国土交通省の調査によると、新築の注文住宅では、30歳未満(11.7%)、30代(42.1%)、40代(22.8%)、50代(8.4%)、60歳以上(14.2%)と、3〜40代で約65%ほどを占めており、やはり子育て世代が中心です。60歳以上も14.2%となっていますが、80代以上となるとほぼいなくなるでは。
「年を取ってから家を建ててもあと何年住めるか・・・」と考えがちですが、今回、平澤住建が手がけたお住まいの建主様は、そんな考えはみじんもないポジティブさとフットワークの軽さを併せ持つスーパーマン。現在仙台在住ですが、新天地いわきに新築の平屋のお住まいを建てられました。建主様はこれまでに何度か新築を建てられたことがあるそうで、ご自身のお住まいに必要なもの、不要なものは整理がついており、あの家具はここ!ここの色味はこう!といった具合に理想は具体的。引っ越しもご自分でされるとか(スゴイ!)「先の心配をするより、今自分のしたいように生きる」という哲学が貫かれているようです。
屋根には3面に太陽光パネルを設置し、蓄電池は容量が大きめの9.8kWhのものを設置。全国でも上位の日照時間を誇るいわき市では、太陽光パネル&蓄電池の恩恵が大きいことに加え、災害時にも心強く安心です。是非最後までご覧ください。【長期優良住宅】
1.シンプルな平家のお住まい

97坪と広めの敷地に佇む、シンメトリーな雰囲気の寄棟屋根の平屋のお住まい。玄関前には階段の他に車椅子でも安心な緩やかなスロープを設置しました。庭の草木は以前のお住まいから移植されるそうです。

ぐるりと回って後ろ側。旗竿型敷地ですが脇に用水路が流れ、周囲に大きな建物がないので開放的な空間が広がっています。車も4台ほど駐車可能。

お住まいの周りには建主様のご要望で砂利を敷き詰めました。照り返しが少なく、涼しげな雰囲気がお好みなのだとか。防犯にも効果的です。

ひっそりと設置されたこちらの機械は家庭用の蓄電池。蓄電容量9.8kWh、オムロン製のもので、昼に太陽光パネルで発電した電気を溜めておき、発電されない夜間に使用することができます。非常時も電源が確保されて安心。
2.玄関&LDKスペース

中に入るとナチュラルな木目の雰囲気で整えられた玄関。ご趣味の生け花や植木などを飾ることができるよう玄関土間とホールを合わせて約6.2帖と広めに設計されています。

玄関から右手に入ると、約22.5帖のLDKスペース。持ち込む家具の大きさ、数と移動性なども考え、フレキシブルに模様替えできる間取りを採用しています。

壁や床材、キッチンなどは建主様ご自身でショールームに赴き決められたそうで、LDKの壁に選ばれた腰壁のあるクロス仕上げ。腰壁があることで柔らかく優しげな雰囲気を演出できます。

LDKの奥には主寝室と来客用の個室が1つ。今回のお住まいのドアはほとんど全て有効開口幅が広く、車椅子も通ることが容易な上吊りの引き戸で統一されています。

キッチンは前のお住まいと同じ北側の箇所に配置。長らく使い慣れた配置の箇所を残しておくことでお引越し後もすぐに新生活に適応することができそうですね。水周りにも隣接しています。
3.スペースに余裕を持たせた水回り

続いて水回りスペース。キッチンから直結の家事ラク動線を採用したこちらのスペースは、通路幅を通常の1.5倍、4.5尺(約1365㎜)を基準としたゆとりある空間に。

洗面台も広い廊下幅に合わせた大きめのものをチョイス。上部の窓で自然光を取り込みます。洗面台はTOTO製で用途に応じてカンタンに自動水栓と手動水栓を切り替えられる優れものなのだとか。
お風呂とトイレは向かい合わせて間に洗濯機を配置。両方の見切りをなるべくフラットに納めてバリアフリーに。


ユニットバスも通常より洗い場が大きめの2.5帖のタイプを採用しました。
4.個室は2部屋

1つ目の個室は主寝室。クローゼット付きの約9.8帖で、北東・南東向きの2面採光。朝気持ちよく目覚めることができそうです。奥の凹みも家具の寸法に合わせて設計されています。

主寝室の窓は建主様のこだわりで1箇所を出窓に。前のお住まいも寝室を出窓にしていたそうで、出窓にすることで、お部屋の奥行きを感じられる他、コレクションのディスプレイスペースとしても活用できそうです。

もう1つの個室はご親戚やご友人がいらした際の客間として活用予定とのこと。カーテンは全室建主様がお好きな草木柄のもので統一。

今回の建主様の溢れるパワーに負けまいと、筋トレへの熱意が再燃してきた平澤社長。平澤住建では、安心・信頼・満足を心掛けた家づくりで、快適で笑顔あふれる生活をお届けしています。お気軽にお声がけください。