子どもの小学校入学を前に、「実家エリアの学校に通わせたい」という想いから、このリフォームははじまりました。実家の敷地内の、もともとは農機具を置いていた築40年の納屋。室内には鉄骨のトラスがむき出しで、床は土間コンクリートの状態。一部居室があるものの一般的な住宅とは大きく異なる空間でした。建主様のご要望は、この納屋を住宅にリノベして、白を基調とした内装と、「鉄骨トラスをどこかに残したい」という思いでした。
そこで、鉄骨トラスは1階の寝室に残し、この建物ならではの記憶として活用。無機質だった納屋の面影が、空間のアクセントとして新しい魅力になっています。また、「白を基調とした明るい住まいにしたい」という奥様の夢を叶えたLDKには、小さなお子さんたちが自由に使えるよう、階段下にヌック空間を設計。遊び場や読書スペースとして、家族の成長とともにさまざまな使い方ができる場所になりました。
さらに、主寝室や水まわりを1階に集約したことで、将来ご夫婦二人の暮らしになっても1階だけで生活が完結できる間取りに。2階は子どもの成長に合わせて柔軟に使える構成となっています。
約39坪・4LDKのフルリフォームながら、予算は当初見積り約1200万円。追加工事を含めても1500万円以内に収まり、「納屋がこんな家になるとは思わなかった」と、ご家族にも大変満足していただけた住まいとなりました。
1.外観~エントランス
外観も白を基調とした明るい雰囲気に。右手が母屋になります。
玄関は家屋側にくぼませ、駐車の邪魔にならないようにしました。
玄関を入るとクローゼット。奥にLDK。床は表情のある無垢のカバザクラです。
2.明るく使いやすいLDKへ
約18畳のLDK。以前が納屋だったとは驚きです。隣の母屋と行き来しやすい勝手口を設けています。
天井高が全体的に低く、まちまちだったので合わせるのが大変だったそうです。
かわいらしい三角ヌック。お子さんが座りやすいように座面高は30㎝に。内装はアッシュ材で仕上げています。
キッチンはバックキッチンまでトータルでタカラ製。
3.1階の主寝室
1階の主寝室。天井にトラスを残しているのがポイントです。居室はすべて横長の窓で統一。
主寝室から続くランドリーとクローゼット。1階で完結間取り。
4.2階の子供部屋
こちらは子供部屋。手前が入口で、両サイドにクローゼットと勉強机をセット。奥にベッド。この配置新鮮です。
BEFORE
39坪のフルリフォームは、基礎のコンクリート打ちから、断熱施工、耐震補強など確かな施工と、暮らしに寄り添った設計で見違える空間に。














