理系✕理系のGX志向型住宅
北茨城市中郷に建つ、ご夫婦二人が暮らす平屋住宅。「快適でエコな住まい」を求めて、いわき家ナビをじっくりと読み込む中で出会ったのが、高い断熱・気密性能を追求する後田工務所でした。
家づくりの軸となったのは、ご主人の理系的視点。断熱性能、気密性能、窓の性能まで、数値に裏付けされた快適性を重視し、一つひとつ丁寧に調べながら検討を重ねていきました。
「お客様のほうがかなり攻めていましたね(笑)」と話すのは後田社長。「予算との兼ね合いもあるので、こちらからはなかなか提案しづらい部材まで先に調べてこられて。やったことがないことをやらせてもらえた感覚があって、すごく楽しかったです。」
中でも象徴的なのが、国産木製サッシ「スマートウィン」の採用。木製とアルミを適材適所で使い分けた高性能サッシで、高価ではあるものの、断熱性と快適性に大きく貢献しています。
「パッシブハウスを建てていることに一番惹かれました。デザインも好みでしたし、実際に住んでみると、快適なのはもちろん、とにかく静かなことに驚いています」とご主人。
また、北茨城市は、いわき市に比べて土地価格が比較的抑えられるエリア。その地域性を活かし、土地にかかるコストを抑えた分を、建物性能へとしっかり投資しました。GX志向型住宅補助金も賢く活用し、省令準耐火仕様で火災保険も節約しました。
取材の日も、HEMS(高度エネルギーマネジメント)の話題で盛り上がる建主様と後田社長。“理系vs理系”の家づくりから生まれたのは、数字だけでは語れない、豊かな暮らしでした。
UA値=0.22W/㎡・k C値=0.19㎠/㎡ 太陽光発電=7.2kw.
1.外観~エントランス
住宅街の中の平屋建て。白い横貼りサイディングで水平の線を強調し、正面の玄関は木製縦格子で目隠し。LDK部分はジョリパット仕上げです。
駐車場からのアプローチは階段
玄関のアプローチの奥には、半円形に形どったコンクリートのポーチが見えます。窓の上には夏用の外付けロールスクリーンがスタンバイ。
右手にシューズクロークのあるファミリー玄関。上がり框はステンレス。
玄関を入ると3way。左手がリビング、正面が洗面、右手にプライベート。引き戸を開けるとワンルームのようにも暮らせます。
2.木製サッシのLDK
3人掛けと2人掛けソファーがゆったりと納まるLDK。奥に子供部屋が二つあります。
玄関方面を見る。天井は杉で仕上げています。室内は天井付のエアコン1台を熱交換換気とジョイントさせて、冷暖房しています。
右側の引き戸はリビング収納。その裏は玄関と洗面の間の収納。深さ42㎝づつです。キッチン前にも収納があるので「まだまだ余裕があります」とのこと。
こだわりの国産トリプル木製サッシ。室内側は木製ですが、外側はアルミ製なので塗りなおしの手間がありません。右側の掃き出し窓は「ドレーキップ」でお客様がびっくりするそうです。
ダイニングからリビング方面。ソファーの後ろにまだスペースがあります。カーテンは天井付&間接照明ですっきりみせます。
3.水周り&主寝室の回遊動線
キッチンはTOTO製。天板のステンレスが薄いものを探しました。パナソニックの大型食洗器(60cm/3段)は「海外製にはない温風乾燥が付いているのでうれしい」。ここから水周り関係が続きます。
玄関からもまっすぐ行ける洗面台。隣に奥様が身支度できるスペースも設けました。
その奥はランドリー&脱衣室。天井物干しをダブルでセット。
ランドリーの横には主寝室とつながるウォークインクローゼット。
主寝室からクローゼットとランドリールーム方向。
こちらは2室ある子供部屋の一つ。今はご主人のゲーム部屋となっています。
4.後田社長の「ここ見て!」
「ずっと使いたかったけど値段が高いので躊躇していたスマートウィンを今回使えました!お施主様の方からご提案頂いたときは、思わずニヤニヤしてしまいました。」と後田さん。
「スマートウィンは一般的なサッシと違っておさまりが難しく、塗り壁の外壁との納まりと防水処理に苦労しました。」


















