家族がワンルームのように暮らす
「家族みんなで広々と過ごしたい」「木の温かみを感じる家に住みたい」—。そんなご要望から生まれたのは、4人家族がゆったり暮らせる37坪の平屋です。30畳のリビングを家の中心に、まるで一つの屋根に包まれたワンルームのような空間を実現しました。
開放感と機能性を両立したデザイン
外観は、大小の屋根が重なり合う特徴的なデザインです。一日の中で様々な陰影を生み、見るたびに新たな発見があります。
内部は、広がりを最大限に引き出すため、あえて間仕切りを最小限に。大空間を可能にする「挟み梁」と細い鉄骨柱を採用し、浮遊感のある伸びやかな空間を創出しています。
キッチンを中心に、ファミリークローゼットを含む回遊動線で、家事効率も抜群。行き止まりのないストレスフリーな間取りが日々の暮らしをスムーズにします。
内装は、ラワン合板やラーチ合板を、床には日光杉を使用。木の温もりと洗練された空間が調和します。リビングに隣接する小上がりの畳スペースは、多目的に使える安らぎの場。北側の天窓から差し込む安定した光が、住まい全体を包み込みます。そして、リビングから繋がる広々としたウッドデッキは、内外を繋ぐもう一つの開放的な空間です。
この家は、家族のつながりと暮らしやすさを追求した、開放的で機能的な住まいになっています。ダイナミックな架構と繊細なディテールが内包された空間は、家族の憩いの時間をさらに豊かにしてくれることでしょう。
1.屋根が重なり合う外観
住宅街のど真ん中。高低差のある敷地に、大小二つの屋根をずれながら重層するように配置し、時間によって表情の変化が生まれるようデザインされています。
東側の玄関アプローチ。光を取り入れつつ視線が外れるよう壁を配置。
すっきりとした玄関。廻り縁と巾木を除くことで一本の線で描かれたように見えるからでしょうか。
2.30畳のLDK
中央に細身の鉄柱を置いたLDK。奥にフローリングの小上がりが見えます。
昔ながらの工法でありながら近未来的にも見えるはさみ梁の架構は、躯体の強度を上げ柱を極力減らして大空間を実現します。窓上はロールスクリーンが隠れるよう壁をふかしています。
小上がりをフレキシブルに使えるようにフローリングで仕上げています。宿題やパソコンができる作業デスクも。
3.全長4.7mキッチン
前から見るとこのキッチン&ダイニングの大きさがわかりますね。全長4.7mあります。
キッチンとダイニングテーブルを一体化して造作しました。配膳がしやすく、家族の会話が弾む配置です。建具関係はタモで統一されています。
「キッチンが家の中心」まさにそんな感じです。
無機質になりがちなコントローラーを、木の扉で隠しています(2ヵ所)。
4.ウォークスルー裏動線
奥をやさしく照らすのは、北側の天窓からの光。
北側の天窓は、直射日光が当たらないためやわらかい光が1日中安定して入り、暗くなりがちな部屋を明るくします。
キッチン裏にウォークスルーのファミクロ、その後ろに廊下があります。ぐるっと室内を1周できる間取りです。
脱衣室の棚は家電や収納に合わせて造作。幹太くんは取り出しやすいように下に配置。
トイレにも縦長の造作棚があります。
シンプルを極めた机とクローゼットのある個室。3部屋あります。




















