家ナビ相談室には様々なご相談が寄せられます。

家ナビをご覧になって、現在工務店で新居を建築中のS様より。
「父が家を建てたときに、自分でダイニングテーブルと椅子を作って、実家ではまだそれを使っているんです。私も家を建てる時は、自分でなにか永く使える家具を作りたいんです。」

「家ナビは家ナビ工務店を全力で応援します!ぜひカタチにしましょう。」と、弊社社長の大平が担当して、建主様と一緒に鉄脚ダイニングテーブルづくりワークショップスタート!正木屋材木店木工作業場全景。最近はインダストリアル系インテリアが人気ですが、ここはリアルオールドインダストリアル。年期入ってます。
①材料の選定・横溝加工
6人が座れる大きさをご希望とのことで、完成寸法:1900mm×900mm×高730mmで製作開始。新居のイメージに合わせて、ラフな風合いが味わいのあるレッドシダーの無垢材を選択。他にタモ、杉、桧、ヘムロック、イエローシダー等が在庫してあります。5枚の板を一枚の板に繋げるために、まずは横溝専用カッターで溝を彫っていきます。


②結合加工
横溝に「ビスケット」と呼ばれる結合部品を詰めて、接着剤で圧着します。


こちらがビスケット。ブナ材を圧縮したチップで、材料を釘やビスを使わずに継ぎ合わせることができます。ぱっと見、美味しそう。風月堂のゴーフルか本高砂屋のエコルセか。
③圧着
クランプで締めて2時間ほど圧着。


④アングル製作
鉄棒を加工した「アングル」を天板の反り止めに使います。マスクを被って溶接。ドキドキ…


慣れてくるとこんな火花も飛ばします。(鉄棒をカットしている所)

⑤サンディング
圧着した天板の表面を電動サンダーで磨いて平滑にしていきます。


⑥カンナがけ
奥様初めてのおっかなびっくりカンナがけ。力加減が難しいんですよね。お子様2人がまだ小さいので角を多めに取っています。


ご主人真剣な表情でアングルの寸法を測ります。こちらを天板の裏に仕込んで無垢板が反らないようにします。

⑦鉄脚取り付け
鉄脚は既製のものをインパクトでビス止めしていきます。テーブルは脚の加工が一番難しいのですが、鉄脚なら簡単です。


⑧塗装
脚が付いたら自然塗料オスモで塗装していきます。


オスモはドイツの厳しい基準で作られた自然塗料。小さなお子様がいるおうちでも安心して使えます。
塗って余分な塗料を拭き取ったらしばらく乾かします。レッドシダーの板もキレイに継いでありますね。
塗料と塗り方によって、シャビーなアンティーク仕上げも可能です。
2日に分けて約6時間で完成。お疲れ様でした〜!

「初めての体験ばかりで、すごく楽しかった。まさか自分でこんな素敵なテーブルが作れるとは思っていませんでした。材木屋さんで自分の家になる木を見れたのも良かったです。」と建主様。
無垢材は汚れたり傷がついてもサンダーで削ってまた塗装すればきれいになる懐の深い素材です。作業手順は今日経験されているので大丈夫ですね。永ーーくお使いになれますように。
こちらこそ楽しい時間と貴重なご意見ありがとうございました。


家に関すること、木に関すること、ご相談なんでも承ります。
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私は主に子守担当。私もいい仕事でした(子グマ♡)