ペットと暮らすために探していた物件は築80年の古民家でした。開けてみないとわからないという構造、そして駆体。幸運にも無傷だった骨組みを活かして、古美た雰囲気を活かしつつ、断熱も快適なリノベーションを実現。時間の重みが心地よく感じられる家になりました。


ご主人の仕事の関係で当初は賃貸を探していたというA様。捨て猫や捨て犬を育てていたこともあり、中古の賃貸住宅を探していたところ、壊して更地になる予定だった築80年の物件を見つけました。直して住むという選択肢をサラサホーム茨城北の社長に提案され、中古住宅を購入してリノベーションすることに。

築80年の古民家は、施工業者にとっては実は手ごわい相手です。「開けてみないとわからない」部分がたくさんあり、計画通りにいかない現場仕事もままあります。また、今回は建築中に震災に見舞われ、築80年ということで担当者は最悪の事態も頭をよぎったそうですが、直前に耐震補強工事を終えていたため無傷でした!

計画と予算と震災の間で苦戦しながらも、水周りや間取り、断熱も快適にリノベーションしました。使えるものは使いながら歴史を引き継ぎつつ、家具などは現代的なデザインのものを使用。新しさと古さがマッチするデザインは、唯一無二の存在感を感じさせます。総予算は掲載していませんが、もちろん新築より相当格安で、賃貸より資産が残る合理的な選択だったようです。

1歴史を感じさせる建具たち。現代的な照明などとの相性はバツグン。

15s床は無垢のラバーウッド。古民家との相性もよい。

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猫ちゃんが主役の室内。7匹いるとのことでしたが撮影時は4匹しか見つけられませんでした。AV家具も造り付け。

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和室の天井は一度はがして塗装しなおしています。窓の下に収納も設置。

19s建具は前からあったものを今回の工事にあわせて寸法を直して再利用しています。畳は猫がつめを研ぐので全てゴザを。

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懐かしい雰囲気をそのままいかした玄関。


14s玄関戸上の欄間とガラスの照明。


7s第一条件だった猫専用のトイレ室。換気扇も設置し、家の中に猫の匂いは入りません。


6sほとんど変化なしの外観。痛んでいた瓦を替えました。


  • 建築データ
    所在地:茨城県高萩市
    家族構成:ご夫婦 犬1匹 猫7匹
    延床面積:90.24㎡(27.3坪) 1階:118.96㎡ 2階:88.32㎡
    敷地面積:232.64m2 (約70.4坪)
    平成23年5月
    設計:(有)サラサホーム茨城北
    施工:(有)サラサホーム茨城北
    竣工:構造形式:木造軸組構造
    主な外部仕上:屋根)陶器瓦
    主な内部仕上:天井)クロス貼 壁)クロス貼 床)ラバーウッド(無垢)