遠野の鈴木建築の平屋のローコスト住宅のご紹介です。本格和風住宅を得意とする鈴木建築が今回手掛けるのは、若い方のためのローコスト住宅です。35坪の総工費が1800万円(税込)とのことで、ローコストの秘密をお聞きすると「基礎工事から板金、外壁工事などすべて自社で施工しています。自分たちでできることは自分たちでやって、経費を抑えるようにしています。構造材も技術の継承という意味もあって手刻みでやっています。」と鈴木社長。
お子さんお二人と4人で暮らす平屋は、リビングの梁を表しにして開放感をたっぷりと。またロフトと収納を上下に設けて収納容量を大幅アップしています。キッチンは回遊性のある動線にして、その後ろにランドリースペースのあるユーティリティスペースを設け家事動線を短縮、ローコストながら注文住宅の自由度はそのままにお客様のライフスタイルに寄り添った間取りとなっています。
1.外観
シンプルな外観は、個室の窓を大きく設けず防犯にも配慮。リビング前の軒は1,365mm出しています
溶岩石を敷き詰めた玄関。右手はシューズクローゼット、手前の棚はサクラの一枚板です。
こちらがサクラの一枚板。木の自然な形を活かして取り付けています。
2.開放感を演出、吹き抜けLDK
LDKは24畳。勾配天井で梁を表しにしているのでそれ以上に広がりを感じます。
桧の大黒柱と杉のカウンター板は鈴木社長からプレゼントされたそうです。
LDKは掃き出し窓が2箇所あり十分な採光。
通路部分が約1,500mmと余裕のある広々キッチン。
キッチンのドアを開けると回遊性があります。
キッチンのドアの前にはパントリー。
3.ロフト&収納
リビングに面してロフトがあります。階段下、ロフト下に収納があるのでかなりの大容量。
ロフト部分。約6畳あるので、書斎やプレイルームとして活用します。
棚も備えたロフト下の収納も約6畳。
4.ユーティリティースペース
キッチンの後部にある余裕のあるユーティリティスペース。奥からランドリースペース、収納棚、建主様が選んだ楕円の鏡とイチョウの一枚板天板の洗面、洗濯機置場、お風呂です。
ランドリースペースは3畳。洗濯物干し専用スペースがあると部屋干しがなくなります。
5.個室
主寝室。窓は小さめ高めで安心感を。
4.5畳の子供部屋が二部屋あります。