建主の妹さんが鐵庄工務店で家を建てていて、そこからのご紹介で今回ご依頼をいただきました。
手狭になってきたご実家のお隣に建てられたお住まいは、日中はご両親の団欒スペースに、夜は建主様の居住スペースとしてプランニングしています。玄関にはお母様が趣味で集めていらっしゃる鈴の置き物を飾る棚を設えるなど、お互いが気持ちよく生活できる空間構成になっています。
「このお宅は収納がとっても多いんですよ」と施工中の鐵庄設備さん。確かに、22坪と少し小ぶりながらも回遊動線になっていて、玄関からダイニング、水周り、寝室とぐるりと一周するうちにたくさんの収納を発見しました!さらにドア関係はすべてハイドアなので通常より抜け感があるので坪数以上の広さを感じさせてくれます。
素材的には、外観にはウッドロングエコという天然素材から作られた木材防護保持剤で塗装した杉材、床材はトドマツなど、針葉樹ならではの優しい無垢の質感が感じられるものを選定しています。
また、鐵庄工務店では、高耐震・高気密・高断熱で自然素材を活かした家づくりを進めており、今回も耐震等級3でUA値=0.3、C値=0.3とHEAT20:G2グレード。「少ないエネルギーで温度差を少なく、安全で何世代も棲み続けられる家づくりをしています。」という鐵庄工務店のポリシーが隅々まで込められた、建主様もご両親も安心して夏も冬も過ごせるお住まいになっています。
1.杉の和の外観
寄棟の日本瓦屋根に外装は無垢材の杉板を使用しています。杉板にはウッドロングエコという天然素材の木材防護保持剤を塗装し、安全でサステイナブルな外装になっています。
玄関を入ると正面に、お母様が趣味で集めてらっしゃる鈴の置き物を飾る棚が目に飛び込んできます。一番最初に見える位置にというご要望だったそうです。これならたくさん飾れますね。
2.小上がりのあるLDK
玄関を左に入ると、小上がりのあるLDKがあります。北海道産トドマツで作られた床板は、柔らかく暖かい足触りです。
小上がりのすぐ隣には、小上がりに合わせて作られたカウンターテーブルがあります。お食事をしてそのまま少しゴロンとお休みするには最適な配置です。
奥行きあるキッチン。採光は2箇所に。
キッチンからの眺め。窓から手入れの行き届いたお庭を眺めることができます。
小上がりの下は収納になっており、強く乗っても大丈夫な造りになっています。
3.二間続きの主寝室
玄関から右に入ると、二間続きの主寝室。一つは妹さんが帰省時に使う予定。
収納も天井までのハイサイドドアで統一。下がり壁がないのでスッキリ見えるとともに、収納量も増えます。
個居室も床材はトドマツを採用しています。
4.水周り動線+収納
寝室を抜けていくと、水周り裏動線。お風呂やお手洗いなどのユーティリティーがあります。
水周りを一箇所に集めて作業と掃除のしやすさアップ。
ユーティリティースペースも壁一面収納。ほんとに収納場所が豊富にありました。