1階が親世帯、2階が子世帯と階層で住み分けた2世帯住宅です。
2階の子世帯は小さなお子様2人とご夫婦の4人住まい。お二人ともお仕事をお持ちで多忙なので「家で過ごす時間を楽しみたい。」とご主人。「料理が好きで家にいるときはほとんど台所にいるので、そこで家族も一緒に過ごせるといいなと思いました。」と奥様。
そこで後田工務所が提案したのはキッチンを家の中心に配置した開放感のあるオープンなプラン。
フルカスタムオーダーのキッチンを中心に左右にダイニングとリビングを一直線に配置。家族は必ずキッチンの前を通るようになります。3mのステンレス特大天板はダブルシンクで、洗い物と食材を別に洗えたり、お子さんが大きくなったとき一緒に料理を楽しめるようにしています。クッキングヒーターは背面に配置し動線を極力短くしています。
ダイニングとリビングは天井高を抑え、家の中に広がりを感じさせる部分と落ち着きのあるくつろぎの部分とをあえてしつらえ、日常にメリハリを生む空間構成になっています。
北海道レベルの超高気密・超高断熱施工で、目に見えない居心地の良さも◎。これから寒くなる季節も温度差のない快適な空間で生活できます。もちろん今までより格段に省エネになりますので光熱費の削減も大いに期待できます。
ガルバリウム鋼板の横葺きにレッドシダーの縦貼りを組み合わせた外観。ビルトインガレージがあるので雨の日の買い物も便利。1階が親世帯、2階が子世帯と住み分けています。
2階の子世帯の中心は特注の特大キッチン。上部は天井高を高く開放的に、ダイニングはロフトの下で高さを抑えて落ち着きのある空間にとメリハリを効かせて日常にリズムを与えます。
高さを抑え落ち着き感のあるダイニングと書斎スペース。奥の扉は洗面とクローゼット。
キッチンの床は一段下げ、ダイニングやリビングの椅子座と目線を一緒に。
ダイニングの反対側にリビング。キッチンから続く裏動線で個室へ行けるなどプライベートとパブリックを上手に分ける工夫も。
半屋外的に使えるルーフテラスを2箇所。奥は洗濯物や布団干しとして、手前は子どもたちの遊び場として活用。庭のない2階でも外の空気を感じられます。
ロフトからキッチン方向を見下ろす。お母さんのいるキッチンに自然と家族が集ってくるようです。
子供部屋は女の子同士なので今は一緒に。ドアは可愛らしいピンクで。
お互いの生活リズムや音に干渉しないよう、1階の親世帯の居間は、2階のリビングの下にならない位置に。
子世帯玄関から続く土間物置はご主人の趣味の自転車、サーフィン、ジム用品を置いても余裕の広さ。