以前木樂工房で新築された方からのご紹介で、今回ご縁が繋がった建主様。二世帯住宅に家族5人が暮らします。
中央台のラパーク近くの110坪の土地は木楽工房が持っていたもので、お祖母様が買い物に出やすい立地という希望にもピッタリ合致しました。
今回も無垢の木をたっぷりと使った木樂工房らしいお住い。ご要望は二世帯が同居しつつも、プライバシーは守りたいということで、玄関が2つの半分離型の三世代同居対応長期優良住宅認定(※)の家です。
子世帯はアカシア無垢床材にソファーの洋風の暮らし、親世帯は和室中心の畳座の暮らしと、それぞれのライフスタイルに合った住まい方で設計しています。
設計した堀井社長曰く「動線と収納の使いやすさにこだわっています。また木と自然素材をふんだんに使って家族がほっと寛げる空間にしています」とのこと。
建物の性能も、お母様が寒くないようにと、Ⅱ地域レベル(Ua値0.46)の高断熱高気密仕様&床下暖房で家全体が温度差が少なく、安心、快適に過ごせます。
※三世代同居に対応した良質な木造住宅の整備の促進(地域型住宅グリーン化事業の拡充)
※いわき家ナビグループは地域型住宅グリーン化事業に採択されており、本年度は30棟の実績があります。
【1階子世帯】
無垢材と珪藻土で仕上げられた室内。アカシアの床、レッドシダーの壁、タモの収納棚、杉の柱など和洋合わせた木づかいで落ち着いた佇まいに。右手のキッチンは玄関から回遊できる動線。
キッチン背面。左手は玄関土間へとつながっていてスムーズな動線。食料庫もあり収納も充実。右手は家事スペース。
子世帯のリビングは3面採光。陽射しと床下暖房と無垢の木の温かさを実感。左正面の壁の後は書斎コーナーになっています。
テレビコーナーはレッドシダーを乱貼りにして木の表情を際立たせる演出。
床下に向けて仕込んだヒートポンプ式エアコンが基礎を温め、家の随所にあるこちらのガラリからじわりと家全体を温めます。
玄関横には大容量の収納スペース。玄関からキッチンへ直結できる家事楽動線。
【1階親世帯】
大黒柱を中心に和室二部屋の祖母の部屋。ミニキッチンも付いています。
木樂工房のつくる和室では、押入の襖に上下にガラリを開けて、押入内の換気を促します。
【2階子世帯プライベート】
奥様用の造り付けドレッサーとウォークインクローゼットのある個室。
和室にもウォークインクローゼット完備。
【外観】
子世帯の玄関には擬石タイルと木調玄関ドアで重厚感を。屋根付きポーチを大きくとって雨等に濡れず便利。
南側外観。デッキで子世帯と親世帯を繋ぎます。こちらも深い軒がポイントです。