関東から奥様の地元であるいわきへ戻ってきたことをきっかけに、一軒家の新築を考え始めた建主様ご夫婦。ありがたいことに、インターネットで検索に見つけた「いわき家ナビ」からライフデザインのスタイリッシュな世界観に興味を持ち、訪ねてみたのが最初だったそうです。土地探しからだったので、探している間は悪戦苦闘だったそうですが、ライフデザインが、古い一軒家付きの土地を更地引渡しという条件付きで見つけてきてくれました。
お住まいのデザインに関しては、「佐河社長にイメージ画像といくつか要望を伝えたら、そこから私達の思いを汲み取ってくれたようで、思い描いた形とピッタリ一致したのでびっくりしました」と建主様。大きな吹き抜け・鉄骨の無機質な風合い、グレーを基調としたクールな内外装など佐河社長の提案するアイディアに共感する部分が多く、ほぼおまかせで進めることにしました。「インテリアに関しても、自分たちが考えていた家具もありましたが、きっと欲しい家具と似合う家具は違うんだろうなと思い、家具の選定もお願いしました。結果大正解でした!」とご主人。
住んでから約半年、建築中に産まれたお子さんとともに、毎朝一日の始まりが楽しみな家になりました。
1. 絶妙カラーの外観
前にせり出た2階部分が印象的なジョリパッド仕上げのお住まい。絶妙なグレージュ色が流石です。車好きのご主人のためにカーポートも設置。
日が暮れてくるとまた違った表情になるのが塗り壁の面白さ。暖色の照明でレッドシダーの外壁が照らされて良いムードに。スクエアなフォルムに、小気味よく配された窓、これぞシンプルモダンな外観。
2. 吹き抜けリビング
玄関を入ると、まず目の前に広がるのは、空間を贅沢に使った大きな吹き抜け。鉄骨階段や2階のアイアン製の細い手すりが合わさって、まるで海外のお家にワープした気分になります。
リビング全景。リビングの家具はほとんどライフデザインでご提案。お気に入りのソファも展示品を安価に譲ってもらったそうで、この世界観にぴったりです。構想時には無垢材のレジンテーブルも良いなと思ったそうで、あと一歩早ければSokiのテーブルをオススメ…(心の声)
家のどこかにワンポイントでコンクリート感を持たせたいということで内装材の「SOLIDO」を使用。再生資源を使った素材で、エコにお部屋を彩ります。
お住まいはウッドデッキを囲むように L字になっており、この形状も建主様が最初に挙げた要望の1つだったとのこと。大きな窓で外と繋がっているため、より一層空間にゆとりを感じます。
3. ダイニングキッチンもクールに
キッチンには大人気の「GRAFTEKT」を採用。「家具にようなキッチン」をキャッチフレーズにしていることもあり、従来のシステムキッチンとは一線を画す佇まいです。クールなお住まいの雰囲気ともマッチしています。
キッチンから眺めるリビング。当初の要望ではキッチンとダイニングテーブルが逆だったそう。配置を変更したことでリビングにいる人との会話を楽しみながら料理をすることが可能になりました。
ペンダントライトに照らされたダイニングテーブルはキッチンと同じ素材。光の当たり加減で見え方が変わり、高級メラミン素材「エバルト」の質感が浮かび上がります。最近注目のⅡ型(シンクとコンロが前後)のキッチンの使い勝手も良いそうです。
4. こだわりの水回り
奥様の1番のお気に入りスポットの洗面所。他の方のお住まいで気に入ったデザインがあり、お住まいに合う形で製作してもらったそう。コンクリート調の色味の洗面台に、まんまるの鏡の組み合わせで、建主様曰く「今っぽいけど今っぽくない」雰囲気にこだわったそうです。
最近の新しいお住まいに高確率で採用されている乾燥機の「乾太くん」。洗濯機の横に置く配置で作業効率アップ!専用棚を造作しました。
5. 2階にもこだわり満載
2階に上がると吹き抜けからリビングを一望できます。朝起きると奥の寝室からたっぷりの日光を浴びながら1階へ降りて1日のスタート。なんとも気持ちよさそうです。
2階奥の主寝室。書斎とウォークインクローゼットがあります。クローゼットの壁紙は、エルメスオレンジを採用。入るたびにワクワクしますね。
寝室の奥の個室はご主人の書斎スペース。夜遅くまでかかってもあとはそのまま隣で寝るだけという便利な配置。
2階にもう1室あるお部屋は、将来お子様が大きくなったとき用のスペース。「子供が大きくなったとき、この家をどう感じるんだろうなぁ」と建主様。このお住まいで、ここから沢山の思い出が紡がれていくことでしょう。
建主様ご家族とライフデザインの担当の松浦さんで記念撮影。「なにかあるとすぐに駆けつけてくれるので安心です。」と奥様。これからも建物とともにいい関係が続きますね。