奥様のご兄弟がサラサホームで家を建てていて、何度も訪れているうちにその家に惚れ込んでしまった建主様。お子さんが産まれるということもあり、旦那様のご実家の前に居を構えることになった時、真っ先にサラサホームいわき南を訪ねました。
気に入ったポイントは、輸入住宅のような洋風の建物が好みだったことに加え、日本的な使いやすさをプラスした点が好印象だったようです。
和と洋のいいところを合わせたような今回のお住まいは、平屋風の大屋根の勾配を利用したLDKの吹き抜けを中心に、古民家風に梁を現したり、栗の床材を使ったりとどこか懐かしさも感じさせます。2階部分も吹き抜けに面していて、少し篭ったような小屋裏部屋のような雰囲気は、プロバンス風の田舎造りとも、日本の古民家とも通ずるようです。また、サラサホームはメーターモジュール(※一般的な尺モジュールは910ミリ、メーターモジュールは1000ミリ)が標準なので空間が余裕を持って感じられます。2匹の愛犬用のタイル貼りのドックスペースも約4.2畳あり、土間として多目的に使えるようにしています。
漆喰や無垢材など自然素材もふんだんに使い、建主様好みの「落ち着いたプロバンス風の家」に仕上がりました。
天井高2,700mm+勾配天井の吹き抜け。勾配により通常の吹き抜けより体積が小さくなり、シーリングファンで家全体の温度を均一に保ちます。
廊下との間には空間を優しく分けるアール(曲線)の出入り口。キッチンには小さなカウンターと黒板を設け、カフェのような雰囲気を演出。
階段脇の洗面所はオリジナルで造り付けています。階段には可愛らしいニッチ(飾り棚)を。
玄関脇には愛犬(コーギー、フレンチブルドッグ)用のドックスペース。リビングから様子が見えます。床は滑りにくいよう細かいタイル張りで、水場も設けています。外部から直接出入りできるので多目的な土間としても利用。
1階寝室は落ち着いた紺色の天井。平置収納+ウォークインクローゼット。
2階ファミリースペース。光と風を取り込む天窓と、本用のニッチ。
2階には個室が2つあり、将来子供部屋として使用予定。どちらも天窓付。
ドアはエイジング処理を施して雰囲気を高めています。
外観パース(完成予想図)。一見平屋のような大屋根が、間取りや室内環境など様々な効果を発揮。